デイジー茶碗蒸し

音楽・食べ物についていろいろ

何でもない日の特別

ハッピーセットドラえもんが今日で終わる。最近、ドラえもん大好きな息子。知らない間にハッピーセット変わってたら嫌かなと思って、今日は園バスのお迎えの後にマクドナルドに連れて行こうかな、と朝から考えていた。

 

迎えに行って「今日でハッピーセットドラえもん終わりやねん。買いに行く?」と聞くと「うん!!!!!」と非常に元気なお答え。自転車に乗ってマクドナルドへ。「家で食べようね」ってことでテイクアウト。タイミングよくお客さんは誰もいなかった。マクドナルド言うても、息子はポテトぐらいしか食べないので、おやつにもなりそうなパンケーキのハッピーセットにした(いつもは、ナゲットにして親が食べてる)。ジュースはいつでも飲めるパックのりんごジュースに。お金払って、レジのお姉さんが先におもちゃを息子に手渡ししてくれる。私が「ちゃんと持っててね。落としたらあかんで。」と言っていたら、近くにいた店員さんが「これに入れる?」と言って小さいビニールの手提げを息子に渡してくれた。息子も言葉が咄嗟に出なかったようだけど、ニコッとしてお辞儀をした。そんなことできると思ってなかったから、すごく嬉しかった。そういう態度ってほんまに大切やと思うし、言葉にできなくても伝わることがあるんやな、と感心してしまった。食べ物受け取って、お店のドアを開けてすごく楽しそうな顔でできないスキップをして自転車に向かう息子がとても微笑ましかった。

 

家に帰って、ちゃんとお皿をパンケーキに盛り付けて出した。いつも食べ物は私にくれないのに、今日は「お母さんと半分こしよか」に対して、うんうん、と笑顔で頷いていた。「おいしい、おいしい。」言うて食べてくれた。ただのパンケーキなのに私もものすごくおいしい食べ物に思えた。

 

ドラえもんのおもちゃも、持ってなかったの当たってすごく嬉しそうだった。

 

何でもない日だけど、いつもとちょっと違う特別なこと。息子も、大きくなってから「そういえば、帰りにマクドナルド寄ってハッピーセット買ってもらったなー」とか、思う日が来るんだろうかな。