デイジー茶碗蒸し

音楽・食べ物についていろいろ

【読書8】ヘヴン

 川上未映子さんの本を読みたくなって、手を取った1冊。いじめの話と言うのは知らずに読み始めました。いじめられている主人公と、同じクラスのいじめられてる少女との手紙のやり取り部分がすごく良かった。いじめる側の主張が本当に意味がわからなくて、なんでいじめって起こるんかなと思いながら読んでいた。最後にも救いがないし、繰り返し読みたくはない後味の悪さだった。でもこういう事って、まだまだなくならないのかな。考えさせられる1冊でした。